皆様こんにちは
新潟市で、リノベーション&全面リフォームを手掛けている
(リサ)です。
11月も下旬となり、新潟はいよいよ冬らしい冷え込みを感じるようになってきました。
新潟市の12月の平均気温はおよそ5〜7℃。
最高気温が一桁の日も多く、体の芯まで冷えるような“湿った寒さ”が特徴です。
さらに冬の新潟は、曇りや雪の日が多く、日射しが少ないため家の中が暖まりにくく、
暖房を付けても「部屋が全然暖かくならない」という相談が増える季節です。
また、これから年末年始にかけて帰省される方も多く、
「実家に帰るととにかく寒い」
「昔の家ってなんでこんなに冷えるの?」
と実家の寒さに驚かれる声も毎年よく聞きます。
特に築30〜50年の一戸建ては、断熱・気密性能が弱いケースが多く、寒さを感じやすい傾向があります。
ここからは、新潟市でよく見られる「家が寒くなる原因」をランキング形式で解説します。
■ 1位:窓の断熱不足(最も熱が逃げる場所)
新潟のように湿度が高く、外気温との差が大きい地域では「窓」からの熱損失が特に大きくなります。
古い一戸建ての多くはアルミ単板ガラスのままで、暖房の熱のおよそ半分が窓から逃げてしまいます。
〈改善のポイント〉
・窓まわりの断熱性能を高める工夫
・ガラスの性能を見直して熱が逃げにくい仕様へ
・すき間風が入りやすい部分を整えて気密性をアップ
雪国では“窓の断熱強化”が最も効果を実感しやすい場所です。

■ 2位:壁の断熱材の劣化・不足
新潟は冬の外壁が強い風と低温で冷えやすく、その冷たさが室内に伝わりやすい気候です。
築古住宅では壁の断熱材が「薄い」「入っていない」「沈んでいる」などの状態になっていることも多く、暖房を入れてもなかなか部屋が暖まりません。
〈改善のポイント〉
・壁を剥がして断熱材を入れ替える
・吹き込み断熱を追加する
・外張り断熱で家全体を“包む”施工も有効
■ 3位:床下からの冷気(足元が冷たい原因)
新潟の冬は地面自体の温度が低くなり、床下に断熱材が無い家では床温度が10℃以下になることも。
そのため「とにかく足元が冷たい」という声が特に多く寄せられます。
〈改善のポイント〉
・床下に断熱材を追加する
・既存床を剥がし、断熱材を入れて張り替える
・床下点検口から施工できる場合もあり、工期が短いケースも

■ 4位:気密不足(すきま風の入り込み)
新潟市は冬の季節風が強い地域。
家の気密が弱いと、外の冷たい風がすきまから入りやすくなり、暖房効率が一気に低下します。
〈改善のポイント〉
・サッシ周りのコーキング補修
・玄関ドアの交換(断熱タイプへ)
・換気計画の見直し
■ 5位:換気システムの性能不足
外気温が5℃前後になる新潟の冬では、換気のたびに冷たい空気が室内に入り込むため、暖房の効きが悪くなりがちです。
築古住宅でありがちな「自然換気+古い換気扇」の組み合わせは、冬の寒さの大きな原因になります。
〈改善のポイント〉
・熱交換型換気システムに変更
・吸気口と排気口のバランスを調整
・古い換気扇を新しいタイプに交換
■ 築37年モデルハウスで実証された「寒さの原因」
の築37年モデルハウス(大山第4弾)のリノベ前も、まさに上の5つの問題を抱えていました。
そこで
・断熱材の入れ替え
・樹脂サッシへの交換
・床下断熱
・すきま風対策
・換気計画の改善
これらを行った結果、冬でもエアコン1台で十分暖かい住まいに生まれ変わりました。

直すべき場所は“家によって違う”
家が寒くなる原因はひとつではなく、複数の要因が重なって起きるものです。
「どこから直せばいいか分からない」という方は、一度プロによる寒さ診断を受けていただくのが一番早い方法です。
新潟の12月は平均気温5〜7℃、湿度も高く、1年で最も寒さを体感する時期。
この冬、ご自宅の“弱点”を見直すことで、暮らしの快適さは大きく変わります。
では築古一戸建ての断熱リノベーションを多数手掛けています。
気になる方はお気軽にご相談ください。
創業150年の歴史と信頼。新潟市の長北工務店が運営するリノベーション、リフォームの専門店、
耐震2倍・断熱2倍・価格2/3のこだわりのリノベーションといったら
(リサ)です。
二世帯・実家・全面リフォーム・施工事例を見たい方は、ぜひ弊社のリノベーション展示場にお越しください。
またコロナウイルス感染症がご心配な方にはZOOMによるオンライン相談にも対応しております。
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